枝を整え、木をつなぐ。アンデルセンファームの冬しごと




枝を整え、木をつなぐ。アンデルセンファームの冬しごと

 
今期は冬の訪れがゆるやかで、11月18日に初雪が舞い、12月初めにはうっすらと雪化粧になりました。深い雪に閉ざされる前のこの時期は、冬の大切な段取りの時間です。

11月1日には毎年恒例の収穫祭を開催し、アンデルセングループの従業員やOB、関係者からなるファミリー会員とその家族約60名が来園。日頃よりファームの活動を支えてくださる皆さまと、収穫の喜びを分かち合う一日となりました。収穫を終えたりんごは、生食用としてアンデルセングループの一部店舗やアンデルセンのオンラインショップでの販売、会員向け宅配へ。1個ずつ専用のタオルで丁寧に拭き、色や形を確かめて箱詰めをします。加工用は自社工場でのプレザーブ加工に合わせ、毎週洗浄・運搬。パンや焼菓子、ジャムへと姿を変えていきます。

今季は、シナノゴールドが夏の猛暑で樹が弱り、炭疽(たんそ)病や夜蛾(やが)の吸汁の影響を受けました。一方、暑さに強いオーストラリア原産のグラニースミスは健闘したものの、カメムシの被害が目立ちました。だからこそ冬の手入れは欠かせません。剪定は12~3月、日当たりや風通しを想像しながら不要な枝を間引き、切り詰め、誘引して樹形を整えます。判断が難しいため必ず2人以上で相談し、伐根は株まで掘り上げて更新準備。苗木を補植し、畑の未来をつないでいきます。


 
枝の剪定作業。(1枚目)/グラニースミスの洗浄。(2枚目)
ファミリー会員向けアップルパイの製造。(1枚目)/毎年高木俊介製パン学校の研修生が作っています。(2枚目)