芸北の冬と店舗研修




芸北の冬と店舗研修

 
芸北の冬は例年、1月から2月にかけて厚い雪に包まれますが、今季は降ってはすぐに溶ける日が続き、まるで春先の雪解けのような景色が広がりました。とはいえ、地域のスキー場では、積雪が少ない年には営業への影響が生じます。2月には再び大雪の予報も出ており、自然と地域の営みの繊細な均衡をあらためて感じています。

アンデルセン芸北100年農場では、この時期を“整える季節”と位置づけています。老朽化した設備の修理や塗装、施設内の大掃除、床のワックスがけなどを計画的に進め、毎年春に入校する高木俊介製パン学校の新しい研修生を迎えるために、受け入れ体制を着々と整備しています。作業の一つひとつは、安全で心地よい学びの環境づくりにつながる大切な基盤です。

一方で、在籍中の研修生は12月29日から2月28日まで、全国のアンデルセン店舗で製造研修に臨んでいます。製パン学校の実習とは異なり、お客様に実際にお届けするパンを、従業員が想いを込め協力しあって丁寧に作り、店頭でお渡しする一連の流れを体感します。工場や営業に携わる仲間にとっても、「私たちの原点はお客様にある」という本質を再確認する機会。芸北の冬の静けさと店舗の活気、その両輪が、次の季節の品質と学びを確かなものにしていきます。

※トップ画像は、1月20日の農場内の様子。吹雪でした。

 
熊の足跡。冬眠せずにいるようです。(1枚目)/機械を保護するための小屋が壊れ、 新しく作っているところ。(2枚目)
研修所の片隅にある積雪深自動測定所。ここの積雪情報がニュースで報道されています。(1枚目)/アンデルセン店舗での製造研修。(2枚目)