【アンデルセンのメルヘン大賞】
アンデルセングループ創業35周年に創設した童話大賞。デンマークの童話作家H.C.アンデルセンが童話を通じて夢と希望を与えたように、アンデルセングループも童話創作の場と機会を提供することで、お客様の生活に潤いを感じていただきたいと願い始めました。
選考委員長は、第1回より童話作家の立原えりかさん、選考委員は画風の異なる5名の絵本画家・イラストレーターが務めます。選考委員長が選考した作品の中から、選考委員は自分が絵をつけたいと思う作品を選び、挿絵を作画します。そして選ばれた物語はその挿絵と一体となり、「アンデルセンのメルヘン文庫」に収録されます。
~あなたの物語が1冊の絵本になります~
【アンデルセンネットで取り扱いのない集の購入について】
●ベーカリー「アンデルセン」店舗での購入
店舗に希望集と冊数をお申し出ください。
お申し込みからお渡しまで約2週間かかります。
店舗詳細はこちら
●アンデルセンのメルヘン大賞事務局での購入
下記事務局までお申し込みください。郵送(代金引換)にてお届けします。
〒730-0045広島市中区鶴見町2-19ルーテル平和大通りビル
e-mail:meruhen@angp.jp
TEL:082-240-1003(平日10:00~17:00)
※文庫代以外に送料+代引手数料をご負担いただきます。
※販売終了集
第1集、第2集、第3集、第4集、第9集、第10集、第12集、第19集、第20集、第23集、第27集、第29集、第32集、第34集、第36集
- お届け温度帯
- 常温のみ
- 賞味期限
- -
- 保存方法
- 直射日光、高温多湿を避けて保存
- サイズ
- -
- のし
- ×
- メッセージカード
- 〇
- 全包装
- ×
- グリーン包装
- ×
第39回アンデルセンのメルヘン大賞受賞作品を収録しました。
【一般部門】
大賞
「きみの知らない花」 作: はまぐり まこと 選考・作画: 矢島 眞澄
「桜の花を見たい」と言うセミの望みを叶えてあげたいテントウムシはチョウに相談する。チョウは「来年の春まで咲かない」と話す。セミは桜の花を咲かせようと、テントウムシ達に桜の葉を食べてもらうが、叶わないと分かる。飛ぶ力も失ったセミの目の前で、突然満開の桜の花が咲く。それはたくさんのチョウ達。花びらが散るように羽ばたいていく。
優秀賞
「黄色いふとん」 作: 川嶋 ふみこ 選考・作画: 塩田 雅紀
ベランダに干されたお父さんの青い布団、お母さんのピンクの布団、幼稚園へ通うタン君の黄色い布団。青とピンクの布団はすぐにお昼寝。眠くない黄色い布団はスズメやカラスに話しかけるが、みんな去ってしまう。迷子のイチョウの葉っぱと友達になるが、風で飛んでいく。黄色い布団が泣いていると、カラスが「みんなそれぞれ役目がある」と励ます。
優秀賞
「日暮れの往診」 作: 鹿倉 裕子 選考・作画: 五島 聡
山の診療所。診察を終えた医者が晩酌をしていると「子どもの具合が悪いので往診してほしい」と床屋の主人が来る。医者は酔い覚ましに歩いて村外れの床屋へ。いつもの床屋と様子が違う気もするが、子どもを診察する。夏祭りのポンポコ踊りの練習でお腹を叩き過ぎたのだった。帰る医者がカーブミラーを見ると、見送るタヌキ夫婦の姿が映っていた。
優秀賞
「はまなす写真館」 作: つちや はるみ 選考・作画: 小林 万希子
小6のなぎさの祖母あてに古いハガキが届く。文面には「預かっている写真を取りに来て」とある。なぎさは祖母の代わりに海辺の写真館へ行くことに。はまなすの咲く浜辺の道で迷ってしまうが、白い犬が現れて道案内をしてくれる。たどり着いた写真館には花子という少女がいた。なぎさは花子と幼い祖母と白い犬が写った「モノクロ写真」を受け取る。
【こども部門】
大賞
「まくらたちの長い夜」 作: 若林 桜子 選考・作画: 岡田 千晶
僕は小3の桜子のまくら「サクマクラ」。桜子のママのまくらは「マママクラ」。夜9時、桜子が子猫のミルクを抱いてママと部屋に入って来る。桜子達もまくら達も眠りにつくが、桜子に足を乗せられたり、ママのいびきや桜子の寝言で眠れなくなるまくら達。さらに子猫がサクマクラに乗って寝てしまう。あきらめたサクマクラは、羊の数を数え始める。