第43回アンデルセンのメルヘン大賞受賞作品を収録しました。 【一般部門】 大賞 「しあわせの青いクリスマスツリー」 作: 三輪 円香 選考・作画: 古瀬 稔 青い小鳥のアズは、超高層マンションの38階の巣でうまれた末っ子。クリスマスイブ、地面に降りて迷子になったアズに、マンションよりも高い電波塔が声をかける。電波塔の願いを聞いたアズは、塔のてっぺんで歌う決心をする。懸命に電波塔を登り続けるアズ。てっぺんで歌い出すと青い鳥の仲間たちが飛んでくる。いっしょに電波塔の周りで歌う。 優秀賞 「時計屋ハック」 作: さえき みこ 選考・作画: 稲葉 朋子 時計屋のハックの所へ猫とツバメが訪ねてくる。猫とツバメは「時計台の時計の針の速度がおかしい」「時間にほんろうされて、町の人たちの様子も変になった」という。修理を頼まれたハックは町へ行く。故障の原因は子ネズミたちのしわざだった。穴に落ちた部品を拾い上げる方法を考えたハックは、猫や子ネズミたちと力を合わせて時計をなおす。 優秀賞 「窓辺のふたり」 作: 七実 薫 (ななみ かおる) 選考・作画: 田上 千晶 アンティーク店の飾り窓に置かれた「ぬいぐるみの猫のリリイ」と「焼き物の猫のぶち」。何かと口げんかをしてしまう。ある日、お客さんがリリイを乱暴に扱い、ぶちにもたれかかる格好になる。ふたりは気まずい雰囲気で過ごす。リリイはぶちから思いがけないことを言われ、お互いのことを見直す。 翌日、店主はふたりが寄り添うように飾る。 優秀賞 「ココロノオト」 作: 藤谷 いくえ (ふじたに いくえ) 選考・作画: 高杉 千明 就職活動で疲れた恭子さん。亡き祖母のミシンを見ていると、ぬいぐるみのひよこが現れる。ひよこの服を繕ってあげると、こぶたのぬいぐるみも現れる。服にレースをつけてほしいこぶたは、ミシンを使うことをすすめる。夢中でミシンを使ううち、幼い頃の祖母との楽しい思い出がよみがえる。進路で悩んでいた恭子さんは、やりたいことに気づく。 【こども部門】 大賞 「ねこたつや」 作: 松澤 美空 選考・作画: いりやま さとし 「ねこたつや」は冬眠できなかった森の動物が、いっしょに冬ごもりする1室だけのホテルで、あるじは猫のキャッツさん。あったかいこたつにはヤマネ、あまがえる、シマリスがいて、ツバメもやってくる。キャッツさんはみんなとクリスマスの準備をする。雪が積もった日、ツメで編んだ毛糸の帽子やマフラーをもらったみんなは、喜んで森を走る。
【アンデルセンのメルヘン大賞】
この賞は、ベーカリー「アンデルセン」の店名の由来でもある、デンマークの童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの精神を受け継ぎ、童話を通じてお客様と夢や感動を分かち合いたいという思いから、1983年に設立された公募童話賞です。 選考は、毎回多彩な5名のイラストレーターが、「この物語の挿絵を描きたい」と感じた作品を選出し作画します。こうして選ばれた受賞作品は、授賞式にて発表され、挿絵とともに一冊の絵本『アンデルセンのメルヘン文庫』に収録され、刊行されます。 ※第1回より選考委員長を務めていただきました立原えりか先生は、2025年7月1日ご逝去されました。 長きにわたるご尽力に深い感謝と敬意を表し、心からのご冥福をお祈りいたします。
~あなたの物語が1冊の絵本になります~
【アンデルセンネットで取り扱いのない集の購入について】
●ベーカリー「アンデルセン」店舗での購入
店舗に希望集と冊数をお申し出ください。 お申し込みからお渡しまで約2週間かかります。 店舗詳細はこちら
●アンデルセンのメルヘン大賞事務局での購入
下記事務局までお申し込みください。郵送(代金引換)にてお届けします。 〒730-0045広島市中区鶴見町2-19ルーテル平和大通りビル e-mail:meruhen@angp.jp TEL:082-240-1003(平日10:00~17:00) ※文庫代以外に送料+代引手数料をご負担いただきます。
※販売終了集 第1集、第2集、第3集、第4集、第9集、第10集、第12集、第19集、第20集、第23集、第27集、第29集、第32集、第34集、第36集